そこでヒゼキヤ王と、アモツの子の預言者イザヤは、天の神に祈り叫びました。
それを聞いたヒゼキヤは、衣を裂き、荒布をまとって、祈るため神殿に入りました。
王は主に叫び、祈りました。「ああ、主よ、私たちを救えるのはあなただけです。私たちはこの大軍を前にして、あまりにも無力です。主よ、どうかお助けください! あなただけに頼り、主の御名によって、この大軍に向かいます。ただの人間にあなたを負かすようなことはさせないでください。」
彼らはエルサレムの神を、人の手で造った偶像にすぎない異教の神々の一つであるかのように語りました。
すると、主は一人の御使いを遣わして、すべての将校、将軍とともにアッシリヤ軍を全滅させたのです。セナケリブは面目をつぶされ、すごすごと国に引き揚げていきました。そのうえ、自分の国で神の宮に来たところを、実の息子たちに殺害されてしまったのです。