ゲゼルに住むカナン人についても同じです。彼らは今もなお、エフライム族に混じって生活しています。
ソロモン王は労働者を集めて、神殿と宮殿のほかにも、ミロの要塞、エルサレムの城壁、ハツォルとメギドとゲゼルの町々を造りました。
ゲゼルは、以前エジプトの王が攻め取って焼き払い、そこに住むカナン人を殺した町ですが、のちに、ソロモンの妻となった自分の娘に結婚の贈り物として与えていました。
ラキシュ攻撃のさなか、ゲゼルの王ホラムが、ラキシュへ援軍を率いてやって来ましたが、ヨシュアはホラムをも倒して、彼らを一人も残しておきませんでした。
ゲゼルに住むカナン人は追い払われなかったので、今も奴隷として、エフライムの人々の中で生活しています。
のちにイスラエルは強大になりましたが、カナン人を奴隷として働かせることはあっても、追い出すことはしませんでした。
ゼブルン族も、キテロンとナハラルの住民を滅ぼすには至らず、奴隷として働かせました。