私は涙のかれるまで泣きました。 同胞の身に起こったことを見て、 悲しみのあまり胸が張り裂け、 身を切られる思いでした。 幼い子どもや、生まれたばかりの赤ん坊が、 道ばたで衰弱し、息絶えていくのです。
私を取り巻く射手たちが、容赦なく矢を射たので、 傷口から流れ出る血で地は湿った。
私の心は騒ぎ、休みなくいらだつ。
約束どおりになる瞬間を見のがすまいと、 私の目は緊張し続けています。 いったいいつ、私を助け、慰めてくださるのですか。
私は水のように流れ出し、骨はみなはずれ、 心臓はろうのように溶けてしまいました。
ああ主よ、 苦しみもだえるこの身をあわれんでください。 泣き疲れて、目も真っ赤です。 嘆き疲れた体は、悲しみのためにやつれ果てています。 私の歳月は縮まり、力尽きてしまいました。 罪のために、体も弱り果て、 嘆きと恥とでうずくまっています。
私は精根尽き果て、絶望してうめくのみです。
敵のために嘆き、そのために目も衰え、 かすんできました。
泣き疲れて、のどは渇き、声はかれ果てました。 神の助けを待ちわびて、 目も赤くなりはれ上がりました。
私を一人にして泣かせてください。 慰めないでください。 同胞が目の前で滅ぼされるのを見て、 どうして泣かずにおられましょう。
私は錯乱状態になり、 雀のようにさえずり、鳩のようにうめいた。 助けを求めて上を見続けていたので、 目はすっかりかすんでしまった。 私は叫んだ。『ああ神様、助けてください。 苦しくてたまりません。』
息子たちは網にかかった大かもしかのように気を失い、 道に転がっています。 主が怒りを燃やしたからです。
だから、彼らにこう言いなさい。 『私の目からは、夜となく昼となく涙があふれる。 同胞が剣で刺され、重傷を負って 地面に転がっているからだ。
私は苦痛のため身もだえします。 心臓は激しく波打っています。 とても黙ってはいられません。 敵のラッパの音と雄たけびを聞いたからです。
イスラエルの神であり、天の軍勢の神である主は、あなたがたに尋ねます。『なぜおまえたちは、自らいのちを絶とうとしているのか。ユダから逃げてこの地に来た者は、男、女、子どもはもちろん、抱かれている乳飲み子さえ、一人として死を免れることはできない。
国中に響き渡る彼らの泣き声を聞いてください。 「主は、どこにおられるのだろう。 神は私たちを置き去りにされたのだろうか」と、 彼らは叫びます。 ところが主は、 「どうして彼らは、自分たちで作った偶像や、 外国の悪い習慣をまねることによって、 わたしを怒らせてしまったのか」と答えるのです。
民はうめき、必死にパンを探し求めます。 持ち物を全部売り払い、少しでも体力を回復しようと、 食べ物をあさります。 「主よ、ごらんください。 私がどんなにさげすまれているかを 知ってください」とエルサレムは祈ります。
このことで、私は泣いています。 私を助けられるのは主だけだというのに、 主は私を慰めもせず、遠く離れて立っています。 子どもたちに未来はありません。 私たちは征服された民です。
主よ、私の苦しみに目を留めてください。 私の心は傷つき、たましいは絶望にあえいでいます。 私がひどく背いたからです。 外に出ると、剣が待ち伏せし、 家にいても、病気と死が私を捕らえて放しません。
私たちの心は弱って疲れはて、目はかすんでいます。
なぜなら、子どもを持たない女のほうが幸いと思う日が、すぐにでも来るのです。
声がかれ果てるまで大声で泣きました。