「せっかく創造した人間だが、こうなった以上は一人残らず滅ぼすしかあるまい。人間ばかりでなく、動物も、地をはうものも、それから鳥も。いっそ何も造らなければよかった。」
人間を造ったことを後悔し、心を痛めました。
ついに、鳥も家畜と野生の動物もはうものも、そして全人類も、地上の生き物はみな死に絶えました。
あと一週間たつと雨が降り始め、四十日の間、昼も夜も降り続く。わたしが造ったすべての生き物はみな死に絶えるだろう。」
神はそれを喜び、こう心に誓われました。「もう二度とこのようなことはしない。人間は子どもの時から悪い性質を持っていて、悪い考えを抱くものだ。わたしはもう、大地をのろって生き物を滅ぼすようなことは絶対にしない。
しかし、悪者は滅びます。 主に敵対する者は草のようにしおれ、 煙のようにはかないのです。
主を敬う人の毎日は充実していますが、 悪者の一生は全くむなしいものです。
主はすべてのものを目的をもって造りました。 悪者でさえ、罰するために造られたのです。
私の国民は枯れ枝のように折られ、 猟師用のたきぎになります。 彼らは鈍い民で頭の回転が遅く、 思考力に欠けています。 それは神に背いているからです。 だから、彼らをお造りになった方は、 少しもあわれみをかけません。
それで、この地には産物がなく、悲しみだけが満ちる。 すべての生き物は病んで倒れ、 動物も鳥も、そして魚までもが姿を消す。
そこで主は思い直して、その幻を実行に移さず、 「やめよう」と言いました。
それで主は、この計画も思い直し、 「これもやめよう」と言いました。
あなたがたの金銀も、主の怒りの日には役に立たない。 そんなもので自分の身代金を払うことはできない。 神のねたみの炎が、全地をなめ尽くすからだ。 神はユダの民すべてをたちまちのうちに取り除く。
主はこう言う。 「わたしは、おまえの国にあるものを一掃し、 徹底的に滅ぼす。
人も動物もだ。 人間と人間が拝む偶像、すべては消え去る。 空の鳥も海の魚も死に絶える。
かつて主があなたがたの幸せを願い、その数を増やすことを喜ばれたように、その時には、あなたがたを滅ぼすことを喜ばれるでしょう。一人もイスラエルには残れません。
主は決してお赦しになりません。そのような者は激しいねたみと怒りを買うだけです。この書に書かれたすべてののろいが降りかかり、地上から永遠に消し去られてしまうでしょう。
「わたしはサウルを王に立てたことを悔いる。二度までもわたしに逆らった。」サムエルはそのことばに激しく動揺し、夜通し主に叫び続けました。