そののち、アダムは妻エバと結ばれ、エバはカイン〔「私は得た」の意〕を産みました。この名がついたのは、エバが「主のおかげでこの子を得た」と言ったからです。
これからのち、おまえと女は敵対するようになる。おまえの子孫と女の子孫も同じだ。女はおまえを恐れるだろう。子孫同士も、互いに相手を敵視するようになる。おまえは彼(キリストを暗示する)のかかとにかみついて傷を負わせるが、彼に頭を踏み砕かれてしまうのだ。」
こうして神は、人間を追放すると、エデンの園の東に炎の剣を置き、力ある天使とともにいのちの木への道を守らせました。
続いてエバは、弟のアベルを産みました。やがて、カインは農夫になり、アベルは羊飼いになりました。
さて、エバは男の子をもう一人産み、セツ〔「授けられた者」の意〕と名づけました。エバが言うように、「カインに殺された子アベルの代わりに、神様がまた男の子を授けてくださった」のです。
子どもたちは主からの贈り物であり、報いです。
子どものうち男の子と、男と寝たことのある女は生かしておくな。
カインのようになってはいけません。カインは悪魔の子どもになって、弟を殺しました(創世4章)。弟の正しい生活と比べて、自分の生活があまりにも悪いと自覚していたからです。