神の呼ぶ声が聞こえます。「アダム、なぜ隠れるのだ。」
神は降りて来て、人間たちが造っている町と塔をごらんになりました。
「サライの召使ハガルよ。どこから来て、これからどこへ行くつもりですか。」 「女主人のところから逃げ出して来たのです。」
「ところで、奥さんはどちらにおられますか?」と三人が尋ねるので、「テントの中です」と答えました。
そのことがあってから、主はカインに尋ねました。「あなたの弟はどこにいるのか。アベルはどうしたのだ。」 「そんなこと、なぜ私が知っていなければならないのですか。弟の行く先をいつも見張れとでもおっしゃるのですか。」
何くわぬ顔で主人の前に出たゲハジに、エリシャは尋ねました。「ゲハジ、どこへ行っていたのか。」 彼は答えました。「別に、どこにもまいりません。」