「ああ、腹ぺこで死にそうだ。その赤いシチューを一口くれないか」と言ったので、このことから、エサウは「エドム」〔「赤いもの」の意〕とも呼ばれるようになりました。
ある日、ヤコブがシチューを作っているところへ、エサウが疲れきった様子で猟から帰って来ました。
「ああ、いいよ。兄さんの持っている長男の権利と引き換えなら。」
さてヤコブは、セイルの地エドムにいる兄のエサウに使いをやり、こう言わせました。
「兄さん、おひさしぶりです。ヤコブです。長い間ごぶさたしましたが、お変わりありませんか。私は最近まで伯父のラバンのもとに身を寄せていました。
エサウ、別名エドムの子孫は次のとおりです。
セイルの山地へ移ってからは、エドム人として次の人々が生まれました。
ヨラム王の治世に、エドム人がユダに背き、自分たちの王を立てました。
エドムの王たちは驚きまどい、モアブの君たちは震え上がり、カナン人は恐怖のとりことなった。
天の軍勢の主はこう言います。 「昔いた賢い者たちはどこへ行ったのか。 テマンには、もう知恵のある者は一人もいないのか。
神である主は幻によって、これからエドムの地に起こることをオバデヤに示しました。 オバデヤは言いました。 「主から知らせがあった。 神は国々に使者を遣わして、 次のようにお命じになったと。 『よく聞け。軍を動員し、エドムを滅ぼすのだ。』
ただし、エドム人やエジプト人を嫌ってはなりません。エドム人は兄弟、エジプト人はかつて生活を共にした人たちだからです。