しかし、エホアハズ王が助けを祈り求めると、主はその願いを聞き入れました。シリヤの王がイスラエルをひどく苦しめるのを見たからです。
その時、天から神の使いの声が響きました。神が子どもの泣き声を聞かれたのです。「ハガルよ、どうしたのだ。何も恐れることはないのだよ。あそこで泣いているあの子の声を、神様はちゃんと聞いてくださった。
もし、祖父アブラハムや父イサクが信じる、すばらしい神様の恵みがなかったら、私は一文なしで追い出されていたことでしょう。幸い、神様は何もかもご存じだった。あなたのひどいやり方も、私が一生懸命に働いたことも見ておられた。それでゆうべ、あなたに現れてくださったのです。」
シリヤの王ハザエルは、エホアハズが治めている間中、イスラエルを圧迫しました。
それでも、主がイスラエルの民を思いやったので、根絶やしになるようなことはありませんでした。それは主が、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を忘れなかったからです。この契約は今も変わっていません。
そうなったのは、主がイスラエルの苦境を見て、しかもイスラエルを助ける者が一人もいなかったからです。
王の祈りと、それが神に聞き届けられたこと、および悔い改める前に犯した罪や失敗についての報告は、預言者たちの言行録に包み隠さず記されています。その中には、王が偶像の宮を築いたり、恥ずべき像や刻んだ像を置いたりした場所が挙げてあります。
そこで、私たちは断食して、神の守りを願い求めました。すると神は祈りに答えてくださいました。
祈れば神が答えてくれるので、 あなたも神への約束をみな果たすようになる。
神が彼らを滅ぼされると、 ついに、人々は熱心に神に立ち返りました。
主は続けて語りました。「わたしの民が、エジプトで非常な苦しみを受けているのを見た。無慈悲な監督のむちを取り除いてほしい、と叫んでいる声を聞いた。
今こそイスラエル人の嘆きがよくわかった。苦役に明け暮れ、エジプト人に酷使されている。
神よ、彼らは苦しいときに神を求めました。 神の罰が下った時、絶え入るような声で祈りました。
彼らが苦しむとき、神はいつもいっしょに苦しみ、 彼らを救い出しました。 神は、ご自分の愛によって彼らを買い戻し、 彼らを高く掲げ、これまでずっと彼らを導きました。
『わたしに尋ねなさい。そうすれば、この地に起ころうとしている、信じられないほど不思議なことを教える。
人々は困り果ててモーセに泣きつきました。「赦してください。私たちが間違っていました。主とあなたのおっしゃるとおりにしていればよかったのです。お願いですから、毒蛇がいなくなるように主に祈ってください。」モーセは民のために祈りました。
ついにイスラエル人は苦境に立ち、たまりかねて主に救いを求めました。「私たちはとんでもない罪を犯しました。自分たちの神を捨てて、偶像を拝んでおりました」と罪を告白したのです。