主はそんなイスラエルを激しく怒り、シリヤの王ハザエルとその子ベン・ハダデが、イスラエルを侵略するがままにまかせておきました。
ハザエルの手から逃げる者はエフーに殺され、エフーの手から逃げる者はエリシャに殺される。
そのころシリヤの王ハザエルはガテを攻めて占領し、その勢いをもってエルサレムへと攻め上りました。
シリヤの王ハザエルは、エホアハズが治めている間中、イスラエルを圧迫しました。
そこで主は、ヤコブのすべての子孫を見限り、侵略者の手に渡し、ついに投げ捨てたのです。
「わたしはダマスコの城壁に火をつける。 その火で、ベン・ハダデの宮殿は焼け落ちる。」
わたしの責任ではない。敵に追い散らされても助けはしない。あなたがたは憎しみに燃えた敵に支配され、追いかけられもしないのに逃げ出す。
昔のエジプトのように、わたしは疫病を送った。 戦争で若者を殺し、馬を追い払った。 死体からの悪臭が鼻をついた。 それでもあなたがたは、帰ることを拒んだ。
勢い込んで戦いに出ても、主に見離されているので、たちまち総くずれし、みじめに敗走することになります。そうなったら、地上のすべての国々にとっていい見せしめになるでしょう。
神はすべてを焼きつくす火です。
それで、主の怒りが燃え上がりました。イスラエルはメソポタミヤの王クシャン・リシュアタイムに征服され、八年間その支配に服することになったのです。