ある日、エルサレムを出たヤロブアムは、真新しい服を着た、シロ出身の預言者アヒヤに出会いました。この時、野には彼ら二人しかいませんでした。アヒヤはヤロブアムを呼び寄せ、
ある日、カインは、「野へ行かないか」と弟アベルをさそいました。そして、野で不意にアベルに襲いかかり、殺してしまったのです。
そこで主は、彼に宣告しました。「あなたはわたしの契約を破り、わたしの教えを捨てたので、あなたとあなたの一族から王国を奪い取って、ほかの者に与えることにする。
彼らの要求を蹴ったのです。それは、主がそう仕向けたからです。こうなったのは、いつかシロ出身の預言者アヒヤによってヤロブアムに約束されたことが実現するためでした。
ソロモン王を避けてエジプトに逃げていたヤロブアムは、友人たちから計画を聞かされました。彼らはヤロブアムに、即位式に出席するよう勧めたので、彼はシェケムに集まっていたイスラエル人の集団に加わり、レハブアムに要求をつきつける首謀者となりました。ヤロブアムとイスラエル人たちは、レハブアムに言いました。「あなたの父君は、それはひどい主人でした。父君のころより私たちの重労働を軽くし、もっと良い政治をすると約束してください。そうすれば、あなたにお仕えします。」
妻に言いました。「王妃だと気づかれないように変装して、シロの預言者アヒヤのところへ行ってくれ。私が王になると言ってくれた人だ。
王妃は、シロにあるアヒヤの家へ出かけました。アヒヤはもうかなりの年で、目が見えません。
こうして王は、人々の願いを聞き入れませんでした。こうなったのは、シロ人アヒヤによってヤロブアムに告げられた預言が実現するよう、神が仕向けていたからです。
そのほかのソロモン王の業績は、『預言者ナタンの言行録』『シロ人アヒヤの預言書』および、『先見者イドの見たネバテの子ヤロブアムについての幻の記録』に載っています。
約束の地を征服したのち、といっても、まだ七つの部族は、神が与えてくださるという約束の地を征服したわけではありませんでした。イスラエルの民はシロに集まり、幕屋を建てました。