しかしパウロは、ますます熱心に、イエスこそほんとうのキリスト(救い主)であることを証明したので、ダマスコのユダヤ人たちは動転するばかりでした。
だが、力あるヤコブの神、イスラエルを守る羊飼い、また岩である方のおかげで、みごと敵を打ち負かした。
正しい人は躍進を続け、 心のきよい人はいっそう力を増し加える。
私のように罪深い人々に、 私はあなたの道を教えます。 きっと悔い改めて、あなたに立ち返ることでしょう。
彼らはいよいよ溌剌として シオンに向かい、一人一人呼ばれて、 神にお会いすることを許されるのです。
神は疲れた者に力を、弱い者に活力を与えます。
答えることは、わたしが教えてあげます。どんな反対者も反論できないことばと知恵です。
そして、キリストの苦しみと復活の預言を説明し、イエスこそキリストだと論証しました。
シラスとテモテがマケドニヤから来てからは、みことばを教えることにすべての時間を割き、ユダヤ人に対して、イエスこそキリストだと語りました。
彼らはこうして日を決め、さらに大ぜいでパウロの家に来ました。パウロは彼らに神の国のことを語り、またモーセの律法から預言者の書に至るまで、聖書のありとあらゆる箇所を使って、イエスのことを教えました。彼の話は、朝から夕方まで続きました。
すぐにも会堂へ行き、「イエスは神の子である」と語り始めました。
そのことばを聞いて、人々は耳を疑いました。「この人は、エルサレムでイエスの弟子たちを迫害した張本人じゃないか。ここへ来たのも、クリスチャンたちをみな縛り上げ、祭司長のもとへ引いて行くためだと聞いていたが……。」
しばらくして、ユダヤ人の指導者たちは、パウロ殺害を決議しました。
しかし、バルナバは違いました。パウロを使徒たちのところへ連れて行き、一部始終を彼らに説明しました。パウロがダマスコに向かう途中で主にお会いしたこと、また、主がパウロに語られたことばや、ダマスコでパウロが、イエスの名によって力強い説教をしたことなどを。
それどころか、神様は、この世では愚かな者、弱い者と思われている人々をあえてお選びになりました。それは、この世で知恵ある者、りっぱな人とされている人々を辱しめるためです。
ペテロに会うためにエルサレムを訪問したのは三年後のことで、その時は、十五日間ペテロのもとに滞在しました。
力を与え、強めてくださる方によって、私は、神に求められるどんなことでもできるからです。
私は、主キリスト・イエスに、どれほど感謝したらよいかわかりません。主は私をこの務めにつかせ、忠実に奉仕する者と認めてくださいました。