知恵は武器にまさるが、 たった一度のミスが物事全部をだめにする。
あなたの罪は他の人を傷つけ、 善行は他の人の役に立つこともあるだろうが、 それだけなのだ。
死んだハエは香水さえ臭くし、 ほんの少しの失敗は 多くの知恵と名誉をだいなしにする。
斧の切れ味が悪くなると、余計な力がいる。 そんなときには刃を研ぐことだ。
それは、こういうことです。光が闇にまさっているように、知恵は無知よりはるかに価値があります。賢い人は先々を正しく判断しますが、愚かな人は先のことがわかりません。ところが私は、知恵のある人にも知恵の足りない人にも共通点があることに気づきました。
知恵からでも金銭からでも、 利益を上げることができる。 しかし賢くなることのほうが、 多くの利点がある。
知恵ある者は、町の十人の有力者の力を合わせたより力があります。
このことで、知恵は力以上のものだが、その人が貧しければさげすまれ、彼が何を言っても聞かないことがよくわかりました。
また、そうした教師も、モーセに逆らったヤンネとヤンブレ(ユダヤの伝承に登場する)のように、真理に逆らっているのです。彼らは心の腐った、信仰の失格者です。
まさか忘れてはいないだろう。ゼラフの子アカンのことだ。彼一人が罪を犯したために、イスラエルの全国民がきびしく罰せられたではないか。」
しかし、イスラエル人の中に罪が潜んでいました。主にささげるもの以外は滅ぼし尽くせというヨシュアの命令が、実は守られていなかったのです。ユダ族のカルミの子で、祖父はザブディ、曾祖父がゼラフであるアカンが、戦利品の一部をふところに入れていました。そのために、主の激しい怒りがイスラエルの民に下ったのです。
戦闘中に三十六人ほどが殺されたうえ、大ぜいの兵士がアイの住民に石切り場まで追われ、次々に倒れました。イスラエル軍は、この敗北ですっかりおびえてしまいました。
もしわが軍が、敵陣で見つけた食糧を自由に食べてよいことになっていたら、もっと多くのペリシテ人を打ち殺せたろうに。」