支配者は、あなたを助けるために、神から遣わされているのです。しかし、何か悪いことをしていれば、支配者はあなたを罰するでしょうから、当然、恐れなければなりません。そのためにこそ、彼は神から遣わされているのです。
あなたを選び、イスラエルの王位につけてくださった主がほめたたえられますように! あなたのようなお方を王になさった主は、どれほどイスラエルを愛しておられることでしょう。それであなたは、国民のために善政を敷いておられるのです。」
こう訓示しました。「あなたがたを任命したのは、私ではなく神である。だから、自分の行動に注意しなさい。神が一人一人のそばに立って、あなたがたの前に持ち出されるすべての訴訟に、正しい裁きができるよう手を貸してくださる。
王を怒らせるのは死刑を宣告されたようなもので、 知恵のある人は王の怒りをうまくなだめます。
王が怒るのは、ライオンがほえるようなものです。 王の怒りを買うといのちが危うくなります。
知恵のある王は犯罪をなくすために、 犯人をきびしく罰します。
裁判の席につく王は、あらゆる証拠を注意深く調べ、 ほんとうのこととうそとを見分けます。
正しいことに打ち込み、貧しい人やみなしご、 気の毒な未亡人を助け、人並みに扱いなさい。」
ごちそうをたらふく食べ、 周りの人にもてはやされている。 彼らの悪事は際限がなく、みなしごを正しく扱わず、 貧しい者の権利をないがしろにしている。
指導者も、獲物に飛びかかる狼のように、自分の利得のために人のいのちを奪っている。
わたしの民イスラエルの手によって、このことを行う。彼らがわたしの激しい復讐を遂げる。」
イスラエルの指導者たち、私の言うことを聞け。 あなたがたは正義を憎み、不正を愛している。
愛する皆さん。決して自分で復讐してはいけません。復讐は神に任せなさい。なぜなら、神が、「当然報復を受けなければならない人には、わたしが報復する」(申命32・35)と言っておられるからです。
同じ理由で、税金も納めなさい。公務につく人々が国民のために、神から与えられた仕事を続けるには、給料が必要だからです。
また、他人の妻を奪って、その人を裏切るようなことをしてはいけません。前もってきびしく警告しておいたように、主はこれらについて厳罰を下されるからです。
たとえ被害者の身内が復讐しようと追いかけて来ても、偶発事故だったのだから、無実の殺人者を引き渡してはならない。
避難用の町は、イスラエル人だけでなく、在留外国人にも適用されました。だれであろうと、過って人を殺した者は、正当な裁判を受けるためにそこへ逃げ込むことができ、復讐の犠牲になることはなかったのです。