ヨベルの年に畑をささげる場合は、評価額の全額を支払う。
五十年目は聖なる負債免除の年である。負債のある者は、公私の別なく負債はすべて帳消しにされる。また、人手に渡った財産も戻ってくる。
種まきも、刈り入れもしてはならない。なんと恵まれた年だろう。
ヨベルの年には、だれもが元の財産を取り戻す。売ったものでも再び自分のものとなる。
その年の全国民の罪を償う日に、ラッパを国中に高く鳴り響かせなさい。
家を主にささげたが買い戻したくなったときは、祭司が評価した額の二割増しを支払いなさい。そうすれば、また自分のものになる。
畑の一部を主にささげるときは、まく種の量で評価する。大麦の種二三〇リットルをまける広さの土地は、銀五十シェケル。
ヨベルの年以後は、次のヨベルの年まであと何年あるかによって決める。