それからイエスは、少年時代を過ごしたナザレに帰り、いつものように土曜日(安息日)に会堂へ行かれました。聖書を朗読しようと席を立つと、
ナザレという町に住みました。こうして、預言者がメシヤのことを、「彼はナザレ人と呼ばれる」と語ったとおりになったのです。
モーセの律法どおりにすべてのことをすませると、ヨセフとマリヤはガリラヤのナザレに帰りました。
十二歳の時、イエスは祭りの慣習に従って、両親についてエルサレムに行きました。
それからイエスは、両親といっしょにナザレに帰り、彼らによく仕えました。マリヤは、このことをみな心にとめておきました。
あちこちの会堂で教えを語るイエスは、人々の賞賛の的でした。
預言者イザヤの書が手渡されたので、次の箇所をお開きになりました。
それにこたえるように、イエスはこう言われました。「この聖書のことばは、今日、実現したのです。」
そこで、イエスは言われました。「きっとあなたがたは、『医者よ、自分を治せ』ということわざを引いて、『カペナウムで行った奇跡を、自分の郷里でもしてくれ』と言うのでしょう。
イエスはお答えになりました。「わたしの教えはわかっているでしょう。いつも会堂や宮で語っていたので、ユダヤ人の指導者の皆さんも聞いておられたはずです。それ以外に、隠れて別のことを教えたことはありません。
パウロはいつものように会堂へ行き、三回の安息日とも、聖書から語りました。