次の家来が進み出て、元金の五倍の利益をあげたことを報告しました。
最後に、良い地というのは、神のことばに耳を傾け、それを理解する人の心のことです。このような人こそ、三十倍、六十倍、百倍もの実を結ぶことができるのです。」
次に、二タラント受け取った男が来て、『ご主人様。ごらんください。あの二タラントを倍にしました』と言いました。
良い地とは、神のことばをまちがいなく受け入れて成長し、神のために、三十倍、六十倍、百倍もの収穫をあげる人の心を表しています。」
そこで、出発前に十人の家来を呼び寄せ、留守中に事業を始めるように、めいめいに一ミナ（一ミナは当時の約百日分の賃金に当たる）ずつ渡しました。
王は非常に喜び、『よくやった！ 感心なやつだ。少しばかりのものにも忠実に励んでくれた。ほうびに、十の町を治めさせよう』と言いました。
『よくやった！ おまえには五つの町を治めてもらおう。』王は上きげんで言いました。
ささげる熱意がほんとうにあるなら、いくらささげるべきかは問題ではありません。神様は、持っていないものまでささげるようにとはおっしゃいません。
