か細いいのちの火は吹き消され、 なすすべもなく死ぬだけだ。
これが、神を信じない罪人の行き着く先だ。」
しかし、神のことばを聞かないなら、 良識を失って戦場で倒れる。
あなたを憎む者は、結局は恥をかき、 悪者は滅ぶことになるのだ。」
ひとたびあなたから罪を罰せられれば、 だれでも倒れてしまいます。 人は、虫に食われた衣類のようにもろく、 霧のようにはかないものですから。
残りの生涯は手の幅ほどもありません。 私の一生など、神から見れば ただの一瞬にすぎません。 人は、なんとおごり高ぶることでしょう。 人のいのちは息のようにはかないものです。 しかも、どんなにあくせくしようと、 何一つ残せるわけではありません。 他人に渡すために、富を築くようなものです。
死が全人類を飼い慣らしています。 異なる世界に目覚めたその朝、 邪悪な者たちは正しい人々の奴隷となるのです。 死んでしまえば、 金の力により頼むことはできなくなります。 金を持って死ぬことはできないのですから。
どんなに華やかな生涯を送ろうと、 人は動物と変わりなく死を迎えるのです。
その人が死ぬのは真理に背いたからです。 自分から愚かなことをした罰なのです。
そこにいる者はみな、 あなたをまじまじと見つめて言うでしょう。 「ほんとうにこの人が、 世界中の王国を縮み上がらせた人なのか。
息のようにはかなく、あわれな人間よ。 そんな人間を絶対に信頼してはいけません。
しかし神は、こう言われました。『愚か者よ! あなたのいのちは、今夜にもなくなる。そうしたら、ここにある物は、いったいだれのものになるのか。』