おまえが馬に力を与えたのか。 風になびくたてがみを、その首につけたのか。
ところが、だちょうはいったん跳びはねて走りだすと、 どんなに速い馬をも追い越す。
馬をいなごのように跳びはねさせることができるか。 そのすさまじいいななきは、なかなかのものだ。
ラッパの鳴るたびにヒヒーンといななき、 遠くから戦いの匂いを嗅ぎつける。 ときの声と、命令を伝える指揮官の怒号を聞くと喜ぶ。
首には途方もない力があり、 行く先々で混乱を巻き起こす。
主はすばらしいお方です。 栄誉と尊厳をまとわれたそのお姿は、 なんと威光に満ちていることでしょう。 あなたは、天には星をちりばめ、
どんなに足の早い馬でも、 神から見れば、歩みの遅いかたつむりと同じです。 どんなに腕力を誇る人でも、神からすれば、 赤ん坊の手をねじ伏せるより簡単なのです。
世界の王、主は、 威光と権能をまとっておられます。 ああ神よ。 永遠の昔から、あなたは世界を支配しておられます。
その時、モーセとイスラエル人は主をたたえる歌をうたいました。 「主の勝利をたたえ、心から喜び歌おう。主は馬も人も、海に投げ込んだ。
聞け、敵軍のひづめが地を踏み鳴らす音を。 見よ、軍馬が跳ね回る姿を。