神は悪者を祝福せず、最大限の刑罰を加える。
悪者はたいてい災いの日に命拾いし、逃げのびる、 と答えるに決まっているから。 だれも面と向かって彼を責めず、報復もしない。 そればかりか、兵士が彼の墓を見張ってくれる。
また、公衆の面前で、 彼らを悪者として打ちたたく。
夜明けの光に、地上をくまなく照らして、 不法な夜の支配にとどめを刺せと命じたことがあるか。
考えてもみなさい。 心底から正しくて罪のない人が 罰せられるなどという話を、 一度でも聞いたことがあるか。 罪と争いの種をまく者が悩みを刈り取ることは、 経験の教えるところだ。
神は、このような横暴な連中から、 身寄りのない者や貧しい者を救う。
あなたを憎む者は、結局は恥をかき、 悪者は滅ぶことになるのだ。」
しかし主は、踏みにじられている人々を助け、 貧しい者の権利を守ってくださいます。
神を信じて従う人は、 きっと感謝の声を上げるようになるでしょう。 神のおそばで暮らせる時が、必ずくるからです。
神は敵を滅びの穴に投げ込まれます。 人殺しとうそつきの寿命は、半分に縮まることでしょう。 しかし、私は神の救いを信じ続けます。
王の手で貧しい者や困っている者が手厚く保護され、 虐待する者たちは容赦なく 懲らしめられるようにしてください。
人を殺す者に報復なさるお方は、 正しいさばきを求める者の叫びに耳を貸します。 苦しんで助けを求める者の祈りを 退けたりなさいません。
貧しい人やさげすまれている人の味方になります。 反対に、このような人にひどい仕打ちをする 悪者どもには容赦しません。
このように、主は敬虔な者たちを誘惑から救い出し、神を恐れない人々には、最後の審判の日まで閉じ込めておかれるのです。