神は全能だが、だれをもさげすまない。 それに、神の理解力は完璧だ。
私を造ったのはあなたです。 その私をしいたげ、さげすみ、 一方では悪人にいい目を見させることは、 はたして正しいことでしょうか。
「神は力のある、恐るべきお方だ。 神は天で平和をつくる。
少しでも召使たちを 不当にあしらったことがあったなら、
全能者の力を推し量ることはできない。 しかし、神はこの上なく正しく、 思いやりにあふれているので、私たちを滅ぼさない。
私には、全能の神を相手どって議論し、 説き伏せることなどできない。
強くて正しいのは、この世に神だけではないか。
神は、苦闘している人の祈りを聞かれます。 主には、忙しくて彼らの願いが耳に入らない などということはありません。
この上なく偉大な主は、 謙遜な人を重んじ、高慢な人を寄せつけません。
偉大な主の御力は限りなく、主の知恵は無限です。
主は、私の絶望の底からの叫びをさげすまれなかった。 背を向けて立ち去ることはなさらなかった。 叫び声が届くと、主は助けに来てくださった。」
主は困っている人々の叫びを聞き届けてくださり、 拒んだりはなさいません。
公正なさばきを行うこと、 それこそが、この絶大な王の統治の基です。 イスラエル中に正しい判決が下ります。
しかし私たちの神は、 ご自分の力と知恵によって世界を造り、 すぐれた知性によって星を空間にちりばめ、 天を張り広げました。
あらゆる知恵をたくわえ、目をみはる大きな奇跡を行います。神の視線は人のすべての道に注がれており、それぞれの生き方と行為に従って、一人一人に報いるのです。