私の答えを言おう。 このように神を悪しざまに言うことこそが、 そもそも罪なのだ。 神は人より偉大ではないか。
このような事態になっても、ヨブは罪を犯したり、神を悪しざまに言ったりしませんでした。
あなたが自分のほんとうの姿に気づくように。 神には、何もかもお見通しだ。 それでも神は、あなたが当然受ける罰の量を かなり減らしておられるのだ。
あなたは神の思いと目的を知っているのか。 どんなに時間をかけて調べたところで、わかるまい。 全能者をさばく資格なんかないのだから。
神の知識は大地より広く、海より大きい。
こんなことは神にすればほんの小さなことで、 御力がかすかにささやいただけにすぎない。 まして、神が大声を出したとしたら、 だれがそれに耐えられるだろう。」
私も、言うだけは言わせてもらう。
だから、人を神の法廷に引き立てるには、 何か大きな罪を犯すのを待つまでもない。
「『私は罪を犯していない。 それなのに、神の前では、 罪を犯した者より幸いというわけではない』と、 あなたは言う。
今、あなたばかりか、ここにいる皆の前で答えよう。
神は全能だが、だれをもさげすまない。 それに、神の理解力は完璧だ。
「おまえはまだ全能者と口論したいか。 それとも降参するか。 神を批判する者よ、答えてみよ。」
神の知恵と力は底知れないのだ。 今まで、神に反抗して 成功した者など、いないのだから。
この世界には、いつも品行方正で一度も罪を犯さない人など一人もいません。
「イスラエルよ。この陶器師と同じことを、わたしがおまえたちにできないというのか。陶器師の手の中に粘土があるように、おまえたちもわたしの手の中にある。
しかしあなたがたは、『神は不公平だ』と文句を言う。さあ、イスラエルの民よ、聞きなさい。不公平なのはわたしだろうか。それとも、あなたがただろうか。