ああ神よ、私がどんなに叫んでも、 あなたはお答えになりません。 あなたの前に立っても、 あなたは顔をそむけたままです。
必死に助けを求めても、だれも相手にしてくれない。 声を限りに叫んでも、人間扱いさえしてもらえない。
災難が降りかかって悲鳴を上げても、 神は聞いてくださらない。
私の言い分を聞き、 私の立場を理解してくれる者はいないのか。 だれが何と言おうと、私は正しい。 もし間違っていたら、全能者がそれを指摘すればよい。 敵の起訴状が正当であることを、全能者が認めればよい。
私は昼となく夜となく泣いては、 助けを叫び求めていますのに、 あなたは答えてくださいません。
しかし、あなたはきよいお方です。 私たちの先祖の賛美が、 御座を取り囲んでいました。 あなたに信頼していた彼らを、 あなたは助け出してくださいました。
私は若いころから病気がちで、 いつも死にさらされていました。 死におびえて、なすすべもなく立ち尽くしていました。
あなたは雲で姿を隠しているので、 私たちの祈りは届きませんでした。
私がどんなに声を張り上げても、 主は祈りを聞こうとされません。
しかし、イエスは堅く口を閉ざして、ひとこともお答えになりません。とうとう弟子たちが、「あの女に早く帰るように言ってください。うるさくてしかたがありません」と頼みました。