私は今、恐ろしくてしかたがない。 こんな者たちにまで軽蔑され、あれほどの繁栄も、 強風に吹き払われる雲のように消えたのだ。
立ち上がろうとすると、 あなたはライオンのように襲いかかり、 とどめを刺します。
恐れていたことがついに起こったのだ。
四方八方から襲いかかり、倒れた私を踏みつける。
その程度の罰なら、 どんなものより恐ろしい神にさばかれるよりましだ。 威厳ある神を向こうに回したら、 一片の望みもなくなってしまうからだ。
主は弓矢で私を狙いうちにした。 その毒矢は心臓深く突き刺さった。 神からの恐怖は隊列を組んで私に襲いかかる。 そのたびに、身のすくむような思いがする。
雲が散って消えるように 死んだ者は永久に戻らない。
敵はわめき散らし、殺してやると脅してきます。 遠巻きにして、私を殺す策略を練っています。 その激しい怒りと憎しみが 私をのみ込もうとしています。
私は若いころから病気がちで、 いつも死にさらされていました。 死におびえて、なすすべもなく立ち尽くしていました。
あなたの激しい怒りに私は震え上がりました。
わたしは、あなたの罪をすっかり消した。 それは、昼になると朝もやが消えてなくなるように、 影も形もなくなった。 さあ、わたしのもとに帰って来なさい。 あなたを自由にする代価は支払いずみだ。」
彼らは朝もやのように、すぐ乾いてしまう露のように、 風で吹き散らされるもみがらのように、 煙のように、消え去ります。
エフライムとユダよ。 あなたたちをどうしたらいいのか。 あなたたちの愛は、朝もやのように消えうせ、 露のように消え去る。