「そろいもそろって、なんという人たちだ。 苦しみの中にいるこの私を、 こんなにも励まし、助けてくれるとは。
正午になろうかというころ、エリヤは彼らをあざけって言いました。「もっと大声で叫べ! そんな声では、おまえたちの神には聞こえない。だれかと話し中かもしれないし、取り込み中か、あるいは旅に出ているかもしれない。それとも、ぐっすり寝こんでいて、起こしてやる必要があるかもしれない。」
「あなたが博学で、何でも知っているらしいことは、 よくわかった。 だが、そんな知恵など あなたといっしょに滅んでしまうがいい。
ヨブの返答。
思慮の足りない私を、ご親切にも、 いろいろ教え導いてくれたわけだ。
いや、ほんとうは、その必要はないのだ。 あなたたちも私と同じくらい 神のことを知っているのだから。 それなのに、 あなたたちは意味のないことばかりしゃべっている。
なぜ、まだ生きる力が残っているのだろう。 息を引き取る瞬間まで、このまま我慢できようか。
私は石のように感覚がないというのだろうか。 私の肉体は、真鍮でできているとでもいうのだろうか。
もう何の希望もない。 天涯孤独の身となり果ててしまった。
真実を言われれば、だれでも胸に響くものだ。 ところが、あなたの批判にはまるで根拠がない。 一時の感情にかられ、 絶望的なことばをはいたというだけで、 私を責めるのか。
私は年老いて体力も衰えています。 どうか、お見捨てにならないでください。
主は人間の助言を必要としたでしょうか。 何が正しく、何が最善であるかを知るために、 だれかの指示を仰いだでしょうか。