生みの親さえ彼らを忘れ、 うじ虫が湧いて、彼らを食い尽くす。 二度と人の話題に上らない。 罪人は、強風を受けた木のようにへし折られる。
私はとことんまで打ちのめされ、虫の息となった。 もうおしまいだ。
この肉体が朽ち果てたのち、 私は新しい肉体で神を見る。
どちらも、同じちりの中に埋められ、 同じようにうじ虫の餌食になる。
生まれてすぐ死んでいたら、 今ごろ安らかに眠っていただろうに。
しかし主は、悪者どもを地上から抹殺し、 彼らがいたという記憶さえぬぐい去られます。
正しい人のことを思い出すのは楽しいものです。 しかし悪人の名前は、思い出すだけでも不愉快です。
私たちが仕えた神々は死んで姿を消し、 もう息を吹き返しません。 あなたが彼らに立ち向かい、滅ぼしたからです。 彼らはすっかり忘れ去られました。
「いや、母親がわが子を忘れ、 愛さなくなることがあるだろうか。 たとえそんなことがあっても、 わたしはあなたを忘れない。
その使いはこう叫んだ。『その木を切り倒し、枝を切り払え。葉を振り落とし、実をまき散らせ。動物を木陰から、鳥を枝から追い払え。
今にでも、神はさばきの斧をふり上げ、実のならない木を切り倒そうと待ちかまえておられる。そんな木はすぐにも切り倒され、燃やされるのだ。