だが、彼らはあっという間に地上から姿を消す。 その持ち物はのろわれ、子どもに財産を残せない。
オリーブ油を絞りながら味見もできず、 ぶどうの実を踏みながらも、のどの渇きに苦しむ。
彼らは野生の植物を口に入れ、 悪者のぶどう畑の取り残しにさえ手を出す。
彼は恐怖に襲われ、 夜の間に嵐で吹き飛ばされる。
神に背く者は、しばらくは栄えても、 思いもよらない災いにみまわれる。
私の歳月は船足の速い舟のように遠ざかり、 獲物に襲いかかる鷲のように飛び去る。
乾ききった地に吸い込まれる水のように、 影も形もなくしてください。 彼らの手の武器を、へし折ってください。
彼らの喜びはなえて、不安にとらわれますように。
悪者は主にのろわれ、正しい人は祝福されます。
タルシシュの船よ、 母港がなくなってしまったのだから、 あてもなく航海を続けなさい。