罰を受けているのは、あなたが正しいからだろうか。
あなたは、このようにはかない人間をきびしく責め、 あくまでさばこうとするのですか。
人が友のためにとりなすように、 その方に、私と神との間に立っていただきたい。
警告しておこう。 そんな態度をとっていれば、 あなたたちも罰せられることを忘れてはならない。」
あなたが正しいからといって、全能者は喜ぶだろうか。 あなたが完全だからといって、 神の得になるだろうか。
だから、人を神の法廷に引き立てるには、 何か大きな罪を犯すのを待つまでもない。
ああ神よ、 どうして私を放っておいてくださらないのですか。 私は獣でしょうか。
強くて正しいのは、この世に神だけではないか。
神は人間ではないので、 私は自分を弁護することができません。 もし神が人間なら、 対等な立場で話し合えるでしょう。 私たちの間には仲裁人がいません。 仲を取り持つ者がいないのです。
私を裁判にかけないでください。 あなたほど完全なお方はいないのですから。
ひとたびあなたから罪を罰せられれば、 だれでも倒れてしまいます。 人は、虫に食われた衣類のようにもろく、 霧のようにはかないものですから。
あなたの叱責のひと声で、 敵の軍馬は騎手もろとも倒れました。
私たちは敵に切り落とされて焼かれているのです。 その敵があなたのきびしい御顔の前で滅びますように。
神は私たちのすることをすべて、隠れたこともすべて、善も悪も、みなさばくのです。
わたしは愛する者を絶えず訓練し、しかったり、懲らしめたりします。ですから、もし神に対して熱い心を持たなければ、わたしの罰を受けることになります。