「人は少しでも神の役に立つことがあるのだろうか。 最高の知恵者でさえ、自分の役に立つだけだ。
彼らは大きな口をたたく。 『全能の神だって? いったい、だれのことだ。 なぜ神などに従わなきゃならないのだ。 大したご利益もないのに。』
エリファズの再度の演説。
あなたが正しいからといって、全能者は喜ぶだろうか。 あなたが完全だからといって、 神の得になるだろうか。
人とは何者なのでしょう。 神がわざわざ時間をかけて 苦しめるだけの値打ちがあるでしょうか。
「あなたは私の主です。 あなたのもと以外に助かる場所はありません。」 私は主に、そう申し上げました。
知恵は知恵ある人を助けます。 知恵をあざけるなら、自分が傷つくだけです。
ですから、もしあなたの目が情欲を引き起こすなら、その目をえぐり出して捨てなさい。体の一部を失っても、体全体が地獄に投げ込まれるより、よっぽどましです。
あなたがたがわたしに従って来るのも同じことです。『私たちはただ、するべきことを果たしているにすぎないのです』と言いなさい。」
また人は、この方の必要を満たすこともできません。第一、この方には、必要なものなど何もありません。かえって、すべての人にいのちを与え、必要なものは何でも、十分に与えてくださるのです。