だから今、突然の恐れに取りつかれ、 暗闇と戦慄の波にのまれるのだ。
私を見捨てないでください。 あなたご自身の存在によって、 私をおびえさせないでください。
おぞましいことに囲まれ、 穏やかな日があっても、すぐさま過ぎ去る。
敵が、すぐあとをつけているのだから、 彼が怖がるのもむりはない。
いま言えることは、神が私を押し倒し、 網で生け捕りにしたということだ。
しかし、あなたは、 他人への不平不満にとらわれすぎている。
せっかく上げた収穫も人手に渡り、 その富は、ほかの人の渇きをいやす。
主は弓矢で私を狙いうちにした。 その毒矢は心臓深く突き刺さった。 神からの恐怖は隊列を組んで私に襲いかかる。 そのたびに、身のすくむような思いがする。
悪者の上に火と硫黄の雨を降らせ、 燃える風で彼らをあぶります。
災いが嵐のように襲いかかり、 恐れや苦しみに打ちのめされそうになるとき、
人々が、「万事順調で、平穏無事だ」と言っているような時、突然、災いが襲いかかるようにやって来ます。それはちょうど、出産の時、母親に陣痛が襲うのと似ています。その災いから逃れることができる人はいません。身を隠す場所など、どこにもないからです。