どちらも、同じちりの中に埋められ、 同じようにうじ虫の餌食になる。
この肉体が朽ち果てたのち、 私は新しい肉体で神を見る。
彼がまだ若くても、その骨はちりの上に横たわる。
一方では、生まれて一度も幸せだったことのない 貧しい人をも滅ぼす。
あなたたちの言おうとすることはわかっている。
生みの親さえ彼らを忘れ、 うじ虫が湧いて、彼らを食い尽くす。 二度と人の話題に上らない。 罪人は、強風を受けた木のようにへし折られる。
生まれてすぐ死んでいたら、 今ごろ安らかに眠っていただろうに。
死が全人類を飼い慣らしています。 異なる世界に目覚めたその朝、 邪悪な者たちは正しい人々の奴隷となるのです。 死んでしまえば、 金の力により頼むことはできなくなります。 金を持って死ぬことはできないのですから。
善人でも悪人でも、信仰がある人もない人も、神をののしる者も神を敬う者も、どんな人も、同じ摂理で動かされています。すべての人に同じ結末が来るとは、なんと不公平でしょう。だからこそ、人は正しく生きようとはせず、常軌を逸した道を選ぶのです。待ちかまえているのは死だけですから、希望などありません。
あなたの権力は失われ、あなたとともに葬られます。 あなたの宮殿で聞かれた華やかな音楽もとだえ、 うじがあなたの敷布のように下に敷かれ、 虫けらが毛布になってしまいました。