友人も家族も、二度とその姿を見ることはない。
糞のように捨てられ、永久に滅びる。 彼を知る人たちは、どこへ行ったのかといぶかる。
生きている限り、神が下さる息のある間は、
家族の前から永久に姿を隠し、 再び顔を見せることもない。
私を見ていられるのも長くはない。 もうじき、私の死骸を見るようになるだろう。
ところが、そんな者が急に姿を消しても、 だれも悲しんではくれない。
もうしばらくすれば、 見ようとしても、悪者の姿は見つけられなくなります。