権力を振りかざしている彼を、いきなり災難が襲う。 不幸な人たちは、寄ってたかって彼を食い物にする。
そこで主は、かねて預言者たちによって警告したとおり、カルデヤ人、シリヤ人、モアブ人、アモン人の略奪隊を送って、ユダとその民を滅ぼそうとしました。
この男が報告し終えないうちに、もう一人の使者が息せき切って駆け込んで来ました。「だんな様! 三組のカルデヤ人の野盗がらくだを奪い、召使たちを殺しました。私一人が、何とか逃げて来たのです。」
だが、金はいつまでもあるわけではない。 そんな財産は長持ちしない。
神は、私を罪人たちの手に渡し、 悪者の餌食にするのです。
罪深い悪者は肩で風を切って歩くが、 急に足もとが危うくなり、 全身の力が抜けていくのがわかる。
彼が腹いっぱいになる寸前に、神の怒りが下る。
死んでしまえば、悪い者ももう人に迷惑をかけず、 疲れきった者も休むことができる。
せっかく上げた収穫も人手に渡り、 その富は、ほかの人の渇きをいやす。
残りの生涯は手の幅ほどもありません。 私の一生など、神から見れば ただの一瞬にすぎません。 人は、なんとおごり高ぶることでしょう。 人のいのちは息のようにはかないものです。 しかも、どんなにあくせくしようと、 何一つ残せるわけではありません。 他人に渡すために、富を築くようなものです。
ぜいたく三昧に遊び暮らした女に、それに見合うだけの苦しみと悲しみとを与えなさい。彼女はおごっています。『私は女王で、身寄りのない未亡人とは違う。悲しみなど知らない。』