たらふく食べた利得も吐き出さなければならない。 彼が食べた物を消化するのを神はお許しにならない。
子どもたちは貧しい人に物乞いし、 やっとの思いで負債を埋め合わせる。
ところが、それは突然、腹の中で苦くなる。
労苦は報いられず、富も喜びを与えない。
彼の目はいつも貪欲に燃えていたが、 今はすっかり貧乏になり、 彼の夢みてきたものは、みな飛び去った。
神の怒りの前には、富も役に立たない。 ただ踏みにじられてなくなるばかりだ。
債権者に全財産を没収され、見も知らぬ者に、 たくわえをみな巻き上げられますように。
知恵のある人は将来に備えて貯金をし、 愚か者は考えもなしに金を使います。
バビロンのユダヤ人たちは訴えます。 「バビロンのネブカデネザル王は、私たちを食い物にし、 踏みつけ、骨なしにしました。 怪物のように私たちをのみ込み、 私たちの財宝で腹を満たし、 私たちをイスラエルから追放しました。 バビロンに、このすべての悪事の報いを刈り取らせ、 その手で流した私たちの血を完全に償わせてください。」
わたしはバビロンの神であるベルを罰し、 その口から、彼がのみ込んだ物を取り出す。 諸国の民は二度と彼を拝まない。 バビロンの城壁は倒れてしまった。
捕らえられた者たちが彼らをあざける時が こようとしている。 『強盗ども。とうとう年貢の納め時だ。 人を虐げ、ゆすり取った当然の報いを受けろ』と。」