いま言えることは、神が私を押し倒し、 網で生け捕りにしたということだ。
私を造ったのはあなたです。 その私をしいたげ、さげすみ、 一方では悪人にいい目を見させることは、 はたして正しいことでしょうか。
神といっしょになって、私をいじめないでくれ。 これだけ私の悩みを見れば満足だろう。
「私の権利を奪い取った神よ、 私のたましいを苦しめた全能者を指して誓う。
神の与えるものが無益と失意の人生だけだとしたら、 なぜ、神は人を生まれさせるのだろう。
あなたは残酷にも、本気で力まかせに私を責めます。
おまえは自分の正しさを主張しようとして、 わたしのさばきを信用せず、 わたしを罪人呼ばわりするのか。
勝手に私に罪があると考えるのはやめてくれ。 私は潔白なのだ。 どうか正しい判断をしてほしい。
人間の見張り役である神よ。 私の罪がご気分を害したのですか。 なぜ私を標的にし、 とても生きてはいられないようにさせるのですか。
神が正義を曲げるだろうか。
わたしは網で王を捕らえ、カルデヤ人の地、バビロンへ連れて行く。だが王は、その地を自分の目で見ることなく、そこで死ぬ。
神、主はこう語る。 わたしは大軍を差し向け、 わたしの網でおまえを捕らえる。 それから引き上げ、
だが、わたしは飛んでいるイスラエルに網を投げ、 空から落ちる鳥のように引き落とす。 わたしは、そのすべての悪行に報いる。
しかし、エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たら、滅びの時が来たと思いなさい。