私はとことんまで打ちのめされ、虫の息となった。 もうおしまいだ。
おまけに、神の力ときたらどうだ。 神が壊したものは、二度と建て直せない。 神に追い詰められたら観念するしかない。
私の古き良き時代は終わった。 希望は失せ、夢は破れた。
そうなったら、私の望みはどうなるのだ。 だれが、望みを見つけてくれるのか。
こうして主の前から引き下がったサタンは、ヨブを頭のてっぺんから足の裏まで悪性の腫れ物だらけにして攻め立てました。
生みの親さえ彼らを忘れ、 うじ虫が湧いて、彼らを食い尽くす。 二度と人の話題に上らない。 罪人は、強風を受けた木のようにへし折られる。
なぜ、まだ生きる力が残っているのだろう。 息を引き取る瞬間まで、このまま我慢できようか。
望みもないまま、またたく間に一日一日が過ぎ去る。
私の一生は、夕方の影のように素早く過ぎ去り、 草のようにしおれます。