悪の居座る家には暗闇がつきものなのだから。
だが、金はいつまでもあるわけではない。 そんな財産は長持ちしない。
日ごろ頼りにしていた富にもそっぽを向かれ、 恐怖の王のもとへ引き立てられる。
悪者はいつでも罰を免れる。 災いに会わず、 神が悲しんだり、怒ったりするときも、 彼らだけが見逃される。
神が私の歩く道を照らしたので、 暗がりを歩いても守られた。
主は、私に明かりをともしてくださいました。 私の神、主は、私を包む闇を 光に変えてくださいました。
高慢も、情欲も、 悪い行いも、みな罪です。
一方悪者は、暗がりでうろうろ手探りし、 あちこちでつまずくのです。
わたしはおまえを抹殺し、空を覆い、星を暗くする。 太陽は雲に隠れ、月も光を放たない。
夜は真っ暗闇で、窓からは明かりももれず、結婚式の喜びの鐘も、花婿と花嫁の楽しそうな声も聞こえません。その名を世界に鳴りとどろかせた商人たちも、鳴りをひそめます。彼らは、すべての国の人々をたぶらかす彼女の魔術のおかげで、もうけていたのです。