これ以上、むなしい富をあてにするな。 自分を欺いてはいけない。 金をあてにすれば、ほかに報いはないからだ。
このように、力と知恵は神のものだ。 欺く者も欺かれる者も、 共に神の奴隷であることに変わりはない。
私がうそをつき、人を欺いたことがあるだろうか。
かといって、神がこのような叫びに 耳をふさいでいると思うのは間違いだ。
搾取と強奪によって財産を増やしてはいけません。 金持ちだからといって、尊大になってはいけません。
悪い支配者は必ず災いに会い、権力を失います。
人にだまされている哀れな者は灰を食べます。何の助けにもならないものを頼りにしているからです。彼はまともな考え方ができません。「この手に握っている偶像は偽の神ではないか」と自分に問うことができないのです。
公正で、人に偏見をもつまいと心がける者は、 一人もいません。 訴えはうそで固められています。 あなたがたは悪事を企んで、 それを行うことに力を入れます。
バビロニヤ人がもう来ないと考えて、自分を欺くな。そんなはずはないからだ。
彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る。 麦には穂が出ず、茎だけが立っている。 そのうち枯れて病気になり、実を結ばない。 たとえ実を結んでも、外国人に食べられてしまう。
(偽りの神々を拝む者は、 主が与えようとしておられるあわれみに 背を向けています。)
りっぱな人間である自分が、なにもそこまで身を低くする必要はないと思う人は、自分を偽っているのです。
これらの罪の言いわけをする者たちに、だまされてはなりません。神の恐ろしい怒りは、こういう行いをする者に容赦なく下るのです。