しかし、人は違う。 死んで葬られると、その霊魂はどこへ行くのか。
ヤコブはもう思い残すことはないと、安心して床について息を引き取りました。
私たちは先祖同様、この地では寄留者です。また、私たちの地上の生涯は影のようなもので、やがて跡形もなく消え去ります。
こんなことをするくらいなら、 なぜ、私を生まれさせたのですか。 なぜ、生まれてすぐに殺さなかったのですか。
しかし、悪人は逃げ場を失い、死を待つだけだ。」
化けの皮がはがれないように注意することだ。 それとも人間同様に、 神も手玉にとれるとでも考えているのか。
この肉体が朽ち果てたのち、 私は新しい肉体で神を見る。
糞のように捨てられ、永久に滅びる。 彼を知る人たちは、どこへ行ったのかといぶかる。
ああ、なぜ、私は生まれてすぐに死ななかったのか。
生まれてすぐ死んでいたら、 今ごろ安らかに眠っていただろうに。
なぜ私の罪を赦し、除いてくださらないのですか。 私は今にも息絶える身ではありませんか。 神が捜しても、私はどこにもいなくなるのです。」
神を信じる人には、 死ぬ時にも心の拠り所がありますが、 悪者は罪に押しつぶされます。
どちらも同じ所へ行くのです。土から出て土に帰るのです。
こんなことを言うのも、人の霊は天に上り、動物の霊は地中深く降りて行くことを、誰ひとり証明できないからです。
その時、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取りました。
ペテロが言い終わるか終わらないかのうちに、サッピラは床に倒れ、息が絶えました。ちょうどそこへ青年たちが入って来て、確かに死んでいるのを見届けると、その足で運び出し、夫のそばに葬りました。