なぜ御顔をそむけて、私を敵の手に渡すのですか。
立ち上がろうとすると、 あなたはライオンのように襲いかかり、 とどめを刺します。
次々と不利な証言を突きつけ、 いよいよ激しく憤り、新たな手勢をくり出し、 これでもか、これでもかと攻め立てます。
神にこう言おう。 むやみやたらと責めるだけでなく、 なぜそうするのか、わけを聞かせてください。
神は私を憎み、 怒りにまかせて私の体を引き裂きます。 私に向かって歯ぎしりし、 生きている気配さえ消し去ってしまおうと 身構えておられるのです。
神は私を敵視し、私に向かって怒りを燃やす。
神といっしょになって、私をいじめないでくれ。 これだけ私の悩みを見れば満足だろう。
あなたは残酷にも、本気で力まかせに私を責めます。
私の言い分を聞き、 私の立場を理解してくれる者はいないのか。 だれが何と言おうと、私は正しい。 もし間違っていたら、全能者がそれを指摘すればよい。 敵の起訴状が正当であることを、全能者が認めればよい。
神は重箱の隅をつつくように、 一つのあらも見のがすまいと目を光らせ、 あなたを敵視しているとあなたは言う。
主よ、なぜ、遠く離れて立ち、 主を一番必要としているときに、 お隠れになるのですか。
主よ、いつまで私をお忘れなのですか。 まさか永久にではないでしょう。 こんなに困っているというのに、 いつまで顔をそむけておられるのですか。
どうして顔をそむけ、 この悲しみと苦悩を見て見ぬふりをなさるのですか。
私たちは泥の中に転がっています。
なぜ、私の寿命を縮められるのですか。 なぜ、御顔をそむけられるのですか。
主は今姿を隠していますが、 私は主の助けを信じて、ひたすら待ち望みます。 主だけが私の希望です。
主は、敵のようになって、 イスラエルを地上から抹殺し、 その要塞と宮殿を破壊しました。 こうして、悲しみと涙が エルサレムの受ける分となったのです。
ついに神は言われた。 「強情で不信仰な者ども、 もうわたしは知らない。 どんなことになるか見ているがいい。
しかし、その人を敵視するのではなく、兄弟に対するように忠告しなさい。
「主があなたから離れ、敵となってしまわれたのに、なぜ私に尋ねるのだ。