あなたが大きな口をきいている間中、 黙って聞いていなければならないのか。 とんでもないことだ。 あなたが神を欺こうというのなら、 恥ずかしい思いをさせなければならない。
私は神に助けを願い、 じきじきに答えていただいたこともあるのに、 今は人の笑い草になっている。 品行方正な私が、物笑いの種となっているのだ。
あなたたちは、あらゆることを誤解している。 藪医者もいいとこだ。
化けの皮がはがれないように注意することだ。 それとも人間同様に、 神も手玉にとれるとでも考えているのか。
あざける者が私を取り巻き、 右を見ても左を見ても、彼らの姿が目につきます。
だれが、そうでないと言えよう。 だれが、私はうそつきだと証明し、 私の言うことは間違いだと 言い張ることができるだろうか。」
ヨブさんのように尊大な人間が、 ほかにいるだろうか。 何しろ、『神を喜ばせることなど時間の無駄だ』 と言うほどだから、 悪者たちとよほど親しくしていたに違いない。
私をのろわせるのに、 町のならず者まで駆り集めていたからです。
ああ主よ、彼らがあなたの力と御名を 認めるようになるまで、 徹底的に恥をかかせてください。
私は、笑いさざめく彼らの宴会に 列席しませんでした。 神の御手のもとに一人で座っています。 彼らの罪ために、心は憤りで張り裂けんばかりです。 ところが神は、いざという時に 私を助けてくれませんでした。 迫害をやめさせてくれなかったのです。 彼らは、私に害を加える手を、 ただのひと時も止めないのでしょうか。 神の助けは、ある時は水があふれ、 ある時は干上がってしまう谷川のように、 あてにならないものです。」
もし、この手紙に書いた指示に聞き従わない者がいれば、そのような人には特に注意し、交際しないようにしなさい。自らそのことに気づいて恥じ入らせるためです。
良識をもって、筋道を立てて話しなさい。そうすれば、私たちに反対する者たちは何も言えなくなって、かえって恥じ入るでしょう。
終末の時代には、主をあざける者たちが現れるはずではありませんか。彼らの生きがいは、思いつくかぎりの悪を行うことです。