「そんなにまくし立てられたら、 だれだって、ひと言いいたくもなる。 ことば数が多ければ 潔白だと認められるとでも思っているのか。
ナアマ人ツォファルのヨブへの返答。
「あなたはりこう者のはずなのに、 愚にもつかないことばかり言い続けている。 あなたのことばには、まるで中身がない。
そんな話をいつまで続けるつもりなのか。 いったい、私が何を言ったというので、 そんなに長々としゃべり続けているのか。
「気でもおかしくなったのか。 助言してほしいのなら、 少しは筋の通ったことを言うことだ。
「ヨブ、いつまでそんなことを言い続けるのか。 そんな激しいことばでまくし立てるのはやめよ。
うそつきどもが、 この国で繁栄することがありませんように。 彼らをすみやかに罰してください。
ことば数が多いと失敗します。 配慮をもって話す人が、 ほんとうに知恵ある人です。
神殿に入るときは、耳をすまして、口は堅くつぐみなさい。神に軽はずみな約束をするのは罪です。それがわからないほど愚かになってはいけません。神は天におられ、私たちは地にいるのですから、ことば数はできるだけ少なくすべきです。 仕事が多いと悪夢にうなされ、 口数が多いと愚かになる。
パウロはまた、エピクロス派やストア派(二つとも当時の代表的ギリシャ哲学)の哲学者たちとも議論を戦わせました。ところが、イエスのことやその復活のことに話がおよぶと、「彼は夢を見ているのだろう」とあざ笑う者もいれば、「おおかた外国の宗教でも押しつけるつもりだろう」と言う者もいました。
愛する皆さん。人のことばにまず耳を傾け、自分はあとから語り、怒るのは最後にしなさい。