私は海底にそびえる山々の底まで沈んだのです。 いのちから締め出され、 死の国の囚人になってしまいました。 しかし、私の神、主よ、 あなたは大きく開いた死の口から、 私を引き上げてくださいました。
私が死ぬのをお許しにならなかった。 これからは光の中で生活しよう。』
また、山々をのみ尽くすほどの大洪水で、 大地は覆われました。
私は死に直面し、恐怖にかられ、 悲しみのどん底に突き落とされました。
主よ、すぐにもこの祈りに答えてください。 悩みはますます深刻になります。 どうか見放さないでください。 そうでなければ、私は死んでしまいます。
神は私を死人の中に置き去りにせず、 墓の中で朽ち果てるのをお許しにならないからです。
私は罠に落ち、助けてくれる人もなく、 死へと引きずり込む綱の力に抵抗してもがきました。
墓の入口から、連れ戻してくださいました。 おかげで、こうして生きることができます。
「主よ、私を殺したって、一文の得にもなりません。 生きていてこそ、友人の前で あなたをたたえることができるのです。 墓に埋められたら、どうしてあなたの真実を 世間に知らせることができましょう。
神は敵を滅びの穴に投げ込まれます。 人殺しとうそつきの寿命は、半分に縮まることでしょう。 しかし、私は神の救いを信じ続けます。
神は底知れない力で山々をお造りになりました。
「まだ働き盛りだというのに、 いっさいをあきらめなければならないのか。 これからの歳月は奪い取られ、 よみの門に入ろうとしている。
今やっとわかりました。 この苦しい経験は、みな私のためだったのです。 神が愛をもって私を死から救い出し、 いっさいの罪を赦してくださったからです。
主のほかにだれが、手で海を支え、 手の幅で天の大きさを測ったでしょう。 だれが、地球の重さと、 山や丘の重さを知っているでしょう。
わたしはおまえを地獄の穴に送り込み、昔の民といっしょに横たえさせる。町は荒れはて、死の町となる。再び人が住むことはなく、その美しさを取り戻すこともない。
どんな国も、雲より高くそびえても、その繁栄を鼻にかけて思い上がってはならない。すべてのものは滅びるからだ。それらはみな、世界中のおごり高ぶる者とともに、地獄に落とされる。」
山々はそれを見て、震えました。 激流が走り、 深い淵が叫んで、主への降伏を告げました。
神はしばらくの間じっと立ち止まり、 地上を見渡します。 それから国々を揺り動かし、 今までびくともしなかった山々を打ち砕き、 丘を平らにするのです。 あなたの力は変わることがありません。
あなたはペテロ(岩)です。わたしはこの大きな岩の上にわたしの教会を建てます。地獄のどんな恐ろしい力も、わたしの教会に打ち勝つことはできません。
わたしの怒りの炎は燃え上がり、 地とその産物を焼き尽くし、 山々をなめ尽くす。