避難用の町は、イスラエル人だけでなく、在留外国人にも適用されました。だれであろうと、過って人を殺した者は、正当な裁判を受けるためにそこへ逃げ込むことができ、復讐の犠牲になることはなかったのです。
そのような町をカナンに三つ、ヨルダン川の東側に三つ、全部で六つ選びなさい。
イスラエル人だけでなく、外国人や旅行者でも、過って人を殺したときはいつでも、この町に逃げ込んでよい。
過って人を殺した者は、町に着いたら長老に会って事情を説明しなさい。彼らはその者を迎え入れ、町で暮らせるように一区画を与えてくれる。
過って人を殺してしまった者は、正式の裁判まで、あるいは事故当時の大祭司が死ぬまでは、そこで暮らさなければならない。ただし、その後は自分の町や家に帰ることは自由である。」
主はまた、エリコ付近のヨルダン川の東側にも、同じ目的で三つの町を設けるよう命じました。ルベン族の荒野にあるベツェル、ガド族の領地ギルアデのラモテ、マナセの半部族の領地バシャンのゴランです。
