それがどうでしょう。墓に着いてみると、あの重い石は動かしてあり、入口が開いているではありませんか。
岩をくり抜いた、自分の新しい墓に納めました。そして、大きな石を転がして入口をふさぎ、帰って行きました。
そこで彼らは、石に封印をし、警備の者をおいて、だれも忍び込めないようにしました。
女たちには気にかかることが一つあり、道々、そのことばかり話し合っていました。どうしたら、あの大きな石を入口から取りのけることができるかということでした。
中に入ると、右のほうに白い服を着た青年(天使)が座っています。女たちはびっくりして、息も止まるほどでした。
着いてみると、どうしたことでしょう。墓の入口をふさいであった大きな石が、わきへ転がしてありました。
週の初めの日(日曜日)、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリヤは墓に行きました。見ると、入り口の石がわきにのけてあります。