イエスは近寄り、彼らにさわって言われました。「さあ、起きなさい。こわがることはありません。」
すると、一つの手が、手もひざも震えている私を起こしてくれました。
その時、もう一度その人が私に触れてくれました。すると、元気を取り戻したような気がしたのです。
私は意識を失って、地面にうつぶせに倒れてしまいました。御使いは手を貸して起こし、立ち上がらせてくれました。
しかし、すぐにイエスが、「わたしです。こわがらなくてよいのです」と声をおかけになったので、彼らはほっと胸をなでおろしました。
この声を聞いた弟子たちは、恐ろしさのあまりわなわなと震え、ひれ伏しました。
それで、彼らがようやく顔を上げると、そこにはもう、イエスのほかにはだれもいませんでした。
女たちはもう恐ろしくて、地に伏したまま顔も上げられず、わなわな震えていました。その人たちは言いました。「なぜ生きておられる方を、墓の中で捜しているのです。
さあ立って、町に入り、わたしの命令を待ちなさい」という答えが返ってきました。
それを見た時、私はその足もとに倒れて、死んだようになりました。しかしその方は、私に右手を置いて、こう言われたのです。 「恐れてはいけない。わたしは初めであり、終わりです。死んでのち復活し、今は永遠に生きる者となり、死と地獄とのかぎを持っています。