サマリヤよ。 わたしはあの子牛など認めない。 あれはあなたたちが作った偶像だ。 あなたたちには全く腹が立つ。 いつになったら、あなたたちの中に正直者を たった一人でも見つけることができるのだろう。
ほんとうにおまえたちは、ダビデの子孫の治める主の王国を、打ち負かせるとでも思っているのか。おまえたちの軍勢は、われわれの二倍もあるが、ヤロブアムが神だと言って造った金の子牛のためにのろわれているのだ。
故意に悪に走ることからも引き止め、守ってください。 そうすれば、私は過ちを犯さず、 大きな罪からも逃れることができます。
「愚か者よ、いつまで聞き分けがないのか。 いつまで知恵をさげすみ、素直に真実を認めないのか。
クロスの手から逃げて来た人々よ、 さあ、手をつないで集まれ。 木の偶像をかつぎ回り、救うことのできない神々に 祈りをささげる者は、なんという愚か者だろう。
おまえの背信、わたしへの裏切り、 野原や丘の上でのいまわしい偶像礼拝を、 いやと言うほど見せられてきた。 エルサレムよ。おまえはひどい目に会うだろう。 いったい、いつになったらきよくなるのか。」
エルサレムよ、 手遅れにならないうちに心をきよめなさい。 今ならまだ、悪い思いを捨てれば、救われます。
その時になってはじめて、イスラエルがベテルで子牛の偶像を恥じたように、モアブは自分の偶像ケモシュを恥ずかしく思うようになる。」
サマリヤの住民は、 ベテ・アベンの子牛像が傷つけられないだろうかと 震えおののきます。 祭司と民も、 打ち砕かれた神々の失われた名誉のために嘆きます。
イスラエルが罪を犯した、 ベテルにあるアベンの祭壇はくずれ落ち、 いばらやあざみがその回りに生い茂ります。 人々は山や丘に、 「私たちの上に落ちかかり、押しつぶせ」と叫ぶのです。
今や民はますます不従順になっています。 銀を溶かして鋳型に入れ、 人の手で巧みに偶像を作っています。 「これにいけにえをささげろ」と言い、 子牛の像に口づけしているのです。
いつになったら、自分たちが拝んでいる子牛を、 人間の手で作られたものだと認めるのだろう。 そんなものは神ではない。 だから粉々に砕いてしまわなければならない。
サマリヤ、ダン、ベエル・シェバの偶像を拝む者は 倒れて、二度と起き上がらない。」
刻んだ像は一つ残らず粉々に砕かれ、 礼拝者たちの寄進で建てた きらびやかな偶像の神殿は焼き払われる。
彼らは子牛の像を造って、供え物をささげ、自分たちが造った物で楽しんでいました。
わたしの怒りの炎は燃え上がり、 地とその産物を焼き尽くし、 山々をなめ尽くす。
