わたしは彼らを助け、また強くした。 それなのに今、彼らはわたしに背を向けている。
それでも、主がイスラエルの民を思いやったので、根絶やしになるようなことはありませんでした。それは主が、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を忘れなかったからです。この契約は今も変わっていません。
主はイスラエルに指導者を起こし、シリヤ軍の圧制から救い出したので、人々は以前のように平和に過ごせるようになりました。
神に誤りを正してもらえる人は、 なんと幸せなことか。 神の懲らしめをないがしろにしてはいけない。 自分で罪を犯し、招いた結果なのだから。
彼らは一日中、悪事を企み、 騒ぎを引き起こしています。
主に向かって怒り狂うとは、 なんと愚かな国々でしょう。 神を出し抜こうとするとは、 なんと身のほど知らずな人々でしょう。
ところが、いったいどうしたことでしょう。 私の王座が揺らぐと、 人々はいっせいに非難をあびせかけてくるのです。 王位から追い落とそうと、策略を練り、 必死になって根も葉もないうわさを流します。 面と向かっては、いかにもにこやかにふるまうのに、 心の中ではのろっているのです。
ですから、痛い目に会わせることによって、 私たちを神の道へと導かれるのです。 一方、神は敵に罠をしかけて滅ぼし、 私たちに、ひと時の休息を与えてくださいます。
主に懲らしめられても、腹を立ててはいけません。 あなたを愛していればこそ、そうするのです。 父親がかわいい子どもの将来を思って 罰するのと同じです。
人の心は何より欺きやすく、芯まで腐っている。 それがどんなに悪質であるか、 だれにもわからない。
ああ、イスラエルよ。 わたしが滅ぼしたなら、だれがあなたを救えよう。
ニネベよ、主に反抗するとは、 何をもくろんでいるのか。 神はおまえを一撃で仕留め、二度打つ必要もない。
あなたは、はるか昔、あなたのしもべである先祖ダビデの口を通し、聖霊によって、こう語られました。 『なぜ異教徒どもは主に怒りを燃やし、 愚かな国々は全能の神に、むだな抵抗をするのか。 地上の王たちは一つとなり、 神とキリストに戦いをしかける。』（詩篇2・1-2）
彼らは、確かに神を知っているのです。けれども、そのことを認めず、神を礼拝せず、日々神に守られていることを感謝しようともしません。やがて彼らは、神がどのようなお方か、また自分たちに何を求めておられるかについて、愚かなことを考えるようになりました。その結果、彼らの心はくもり、訳がわからなくなったのです。
この武器は、神に逆らうあらゆる高慢な議論と、人々の目から神を隠している、あらゆる壁を打ち砕きます。この武器を用いて私は、反抗する者を捕虜として神に連れ戻し、回心させて、キリストに従わせます。
あなたがたは神の勧めを忘れていないでしょうか。神は、このように声をかけてくださっているのです。 「わが子よ。 主の懲らしめを、軽く考えてはならない。 主の叱責に、気落ちしてはならない。
わたしは愛する者を絶えず訓練し、しかったり、懲らしめたりします。ですから、もし神に対して熱い心を持たなければ、わたしの罰を受けることになります。
