イスラエルよ、この知らせを聞け。 刑罰の日がくれば、おまえたちは瓦礫の山となるのだ。
おまけに、神の力ときたらどうだ。 神が壊したものは、二度と建て直せない。 神に追い詰められたら観念するしかない。
彼らは王のことづけを伝えました。「今日は苦しみと懲らしめと侮辱の日です。女が子を産もうとしてひどく苦しんでいるのに、なかなか産み落とせないような日です。
何が起こるかを教えることができるのは、 このわたしだけだ。 わたしの言ったことは、みなそのとおりになる。 心に決めたことはどんなことでも実行する。
わたしは何度も、これから何が起こるかを 知らせてきた。 そして語り終えるか終えないうちに、 言ったとおり実行した。
だから、これからしようとすることを、 あらかじめ知らせておいたのだ。 あなたに、 『私の偶像がしたのだ。 私の彫像が、そうなるようにと命令したのだ』 と言わせないためである。
しみ（小さな虫）が羊毛を食い尽くすように、 わたしはエフライムを滅ぼす。 木材が腐るように、ユダの力を取り去る。
ライオンが獲物を引き裂くように、 わたしはエフライムとユダとを引き裂き、連れ去る。 彼らを助けようとする者たちを追い散らす。
だが、わたしは飛んでいるイスラエルに網を投げ、 空から落ちる鳥のように引き落とす。 わたしは、そのすべての悪行に報いる。
イスラエルは滅ぼされ、壊れた壺のようになって、 国々の間に横たわる。
イスラエルの刑罰の日がきた。 報復の日がほぼきており、まもなくイスラエルは、 そのことをいやというほど思い知らされる。 『預言者たちは頭がおかしい。』 『霊感を受けた人たちは狂っている。』 こう言って人々はあざ笑う。 それは、この国が罪の重りをつけられ、 神を愛する者たちに憎しみしか示さないからだ。
わたしはいつも、 事が起こる前に預言者をとおして警告する。 今もそうしている。」
主のお答えはこうです。 『わたしにじゃまだてしたので、 あなたの妻はこの町で娼婦となり、 息子と娘は殺され、あなたの土地は分割されてしまう。 あなた自身も異教の地で死に、イスラエルの民も、 祖国から遠く離れた地へ引いて行かれ、 そこで奴隷となる。』」。
イスラエルにある偶像の祭壇と神殿は破壊される。 また、剣でヤロブアム王家を滅ぼそう。」
それゆえ、あなたを痛い目に会わせよう。 罪を犯した罰に、みじめな思いをさせる。
いいですか。この警告をしっかり心にとめておきなさい。迫害が現実に起きた時、あわてふためかないですむようにしなさい。今までこんなことを言わなかったのは、しばらくの間でも、いっしょにいてあげられたからです。
