その馬は豹よりすばやく、 民の狂暴さは日暮れの狼もかなわないほどだ。 騎兵は遠い地から誇らしげに前進して来る。 鷲のように急降下して獲物に飛びかかる。
私の歳月は船足の速い舟のように遠ざかり、 獲物に襲いかかる鷲のように飛び去る。
彼らは力を合わせて国々に飛びかかり、 東西に領土を延ばし、 エドム、モアブ、アモンを占領します。
敵は嵐のように襲いかかります。 その戦車は竜巻のようで、 その馬はわしよりも速く走ります。 ついに滅亡の時がきたのです。 ああ、なんという大きな災いでしょう。
「モアブの上空を、不吉の使者のわしが輪を描いて飛んでいる」と、主は言います。
「だからこそ、わたしは怒って、 彼らに『森のライオン』を送る。 『荒野の狼』は彼らに襲いかかり、 『ひょう』が町々の周りをうろつくので、 一歩でも町から出ようものなら引き裂かれる。 彼らの罪は数えられないほど多く、 わたしへの背信は、はなはだしいからだ。
彼らは完全武装していて、残忍で容赦しません。その雄たけびは、海辺に打ち寄せる波のように響き渡ります。バビロンよ。彼らは戦いのしたくを整え、馬に乗って攻めかかります。
敵はわしより速く飛ぶので、 たとえ山へ逃げても、すぐに見つかります。 荒野に隠れても、先回りして待っています。
「イスラエルの反逆者どもに問いなさい。この二羽のわしのなぞが何を意味するか、わからないなら、わたしが教えよう。最初の大わしはバビロンの王ネブカデネザルだ。彼はエルサレムに攻めて来て、木のこずえの若枝である王と王子たちを捕らえ、バビロンへ連れて行った。ネブカデネザルは王家の一人ゼデキヤと契約を結び、忠誠を誓わせた。その若枝を摘み取って、大きな川のそばの肥えた地に植えた。これは、イスラエルの政治的指導者たちを捕囚として連れ去ったことを指す。
色とりどりの羽を持つ大わしが レバノンに飛んで来て、 いちばん高い杉の木のこずえの若枝を摘み取り、 商人の町へ運んで行った。
騎兵たちが町にひしめき、 住民を片っぱしから殺して回る。 あの名高い、大きな柱も倒される。
警告を発せよ。 敵が来る。 はげたかのように、神の民を襲って来る。 彼らがわたしとの契約を破り、 わたしのおきてに背いたからだ。
王は役人たちを呼んで叫ぶ。 彼らはあわてふためいてつまずきながら、 守備を固めようと、城壁に向かって走る。
エルサレムの指導者たちは、 獲物を求めてほえるライオンのようだ。 手に入れることができるなら、 どんなものでもねらっている。 裁判官たちは日暮れの飢えた狼のようだ。 明け方には、獲物の痕跡を残さない。
死体がある所には、はげたかが集まるものです。
「主よ。どこでそんなことが起こるのですか。」「死体のあるところに、はげたかも集まるのです。」
主は遠く離れた国を立ち上がらせ、わしが飛びかかるように、あなたを襲わせます。その民は聞いたこともないことばを話し、