王座をくつがえし、諸国民の王国の力を滅ぼそうとしている。わたしはその兵力を砕き、兄弟や仲間は互いに殺し合う。
外敵との戦いに加えて、内戦も起こりました。神様が、ありとあらゆる苦しみをもって災いを下されたからです。
彼らが賛美をし始めた時、主は、アモン人、モアブ人、セイル山の人々の間で同士討ちを引き起こさせました。それで彼らは、互いに殺し合うことになったのです。
まずアモン人とモアブ人がセイル山から来た軍を襲い、一人残らず殺しました。それが終わると、今度はアモン人とモアブ人がぶつかり合ったのです。
世界のすみずみまで戦争をやめさせ、 武器という武器を残らず破壊し、焼き捨てられます。
あなたの叱責のひと声で、 敵の軍馬は騎手もろとも倒れました。
わたしはエジプト人の心をかたくなにさせ、彼らにあなたがたのあとを追わせる。だがその時、ファラオとその全軍勢、戦車や騎手たちをわたしは滅ぼす。そしてわたしの栄光を現す。
ついさっきまで道だった所も、エジプト軍の戦車も騎手も、みな海の底に沈みました。あとを追って海に入ったエジプト軍の中でいのちが助かった者は、一人もいませんでした。
ファラオの馬と騎手と戦車が、海の中を進もうとした時、水の壁はくずれ、彼らの頭上に覆いかぶさったのです。しかしイスラエル人は、乾いた地を渡りました。
主はエジプト王の戦車と軍勢を滅ぼした。えり抜きの将校たちもおぼれ死んだ。
わたしが同士討ちをさせるので、兄弟は兄弟と、 隣人は隣人と、町は町と、州は州と争う。
同盟を結ぼうとしない国々は滅び、 二度と立てなくなるからだ。
地は、その火と天の軍勢の主の怒りによって黒ずみ、 地の住民は火をあおる燃料となります。 人々は兄弟と戦って食べ物を奪い合いますが、 まだ飢えて空腹はつのり、 ついには、わが子まで食べるようになります。
わたしはユダの王国を根底からくつがえす。たとえ新しい体制が生まれても、それに権威を授ける者が現れるまで、決して国は確立しない。わたしが、その者にあらゆる権威を与えるのだ。
その時、海辺の諸国の指導者たちは、王座から降り、王衣も美しい衣服も脱ぎ捨て、あまりに恐ろしい光景に、身を震わせながら地に座り込む。
わたしはおまえをあらゆる恐怖に直面させる。」神である主はこう語ります。「おまえたちは同士打ちで倒れる。
わたしの宴のテーブルで、心ゆくまで食べるのだ。さあ、馬も、騎手も、勇敢な戦士も。」主がこう語るのです。
彼は人を欺く天才で、偽りの安全に浸っている大ぜいの人を、不意に襲って打ち負かす。それで、自分こそ偉大な王だとうぬぼれ、君主の中の君主に戦いを挑む。だが、そうすることによって、自分の破滅の運命を決定的なものにするのだ。人間の力では打ち負かすことができなくても、神の御手によって、彼は打ち砕かれるからだ。
射かける矢は、みなはずれ、 足の速い者も逃げのびれず、 熟達した騎手も危険地帯を逃げ切ることができない。
主はこう告げます。 「その日、あなたが頼みにしている武器を 一つ残らず破壊し、
わたしは、わたしに従うことを拒む国々に復讐し、 思い知らせよう。」
イスラエルはライオンのように強くなり、 その前で、世界の国々は羊のようにおとなしくなる。
イスラエルが敵の前に立ちはだかると、 敵はひとたまりもない。
全世界はわたしのすることに驚き、 自分たちの力が取るに足りないものであることを知って 困惑する。 恐れのあまり口もきけず、 周囲のことは何も耳に入らない。」
それでも、主はこうお語りになる。 「もう少しの我慢だ。 悪に染まったこの国々を告発するために わたしが立ち上がる時が、すぐにくる。 地上の国々を一つに集め、 最も激しい怒りと憤りを下すと決めている。 全地は、わたしのねたみの炎で焼き尽くされる。
波が退くので、彼らは困難の海を安全に通り過ぎる。 ナイル川は干上がる。 わたしの民に対するアッシリヤとエジプトの支配は、 終わりを告げる。」
彼らは神のために戦う力強い戦士となり、 敵の顔を泥に押しつけ、踏みつける。 戦いには、主が共にいるので、敵は全滅する。
わたしが、エルサレムに敵対する国をことごとく滅ぼすことにしたからだ。
その時、主は完全武装して、それらの国々と戦うために出て来ます。
「これは、ゼルバベルへの神のことばだ。『権力によるのでも、能力によるのでもなく、わたしの霊によって』と全能の主が言われる。あなたがたは少数で、弱いが、わたしの霊のゆえにやり遂げることができる。
わたしは、イスラエルにいるわたしの民も含めて、 地上のすべての民の武装を解除する。 この王は諸国に平和をもたらす。 その領土は海から海へ、川から地の果てに及ぶ。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、至る所でききんと地震が起こります。
第七の天使がラッパを吹き鳴らすと、天から大きな声が響きました。「世界はすべて、主とキリストの手に渡った。主は永遠に支配者である。」
大混乱の中で、主はミデヤン軍全体が同士打ちするようにさせたので、そこは修羅場と化し、生き延びた者たちは闇の中をツェレラ近くのベテ・ハシタや、タバテに近いアベル・メホラの境界まで逃げて行きました。
ギブアにいたサウルの陣営では、見張りの番兵が思いがけない光景を目にしていました。ペリシテ人の大軍が、うろたえて右往左往し始めたのです。